2019年春期(4~6月)アニメの感想
今期も当初は目玉が無い、なんて言いながらも、終わってみればそれなりに楽しめたクールではありました。確かに自分の中では爆発的な作品はありませんでしたが、日々楽しむには十分な作品が揃いました。
今期ある意味一番の掘り出し物のアニメはこれではないでしょうか?。
原作?原案?が東海道中膝栗毛というのも思い切ってますし、スペースオペラっぽく見せて思い切りギャグだし、怖いものなしでパk…オマージュしまくりだしw、かなり思い切った作品だったと思います。この潔い程のバカバカしさがこの作品の売りなのかも知れません。1クール楽しく拝見させて頂きました。
あと、今や御大になりつつある串田アキラさんの歌唱を久しぶりにじっくり聞けたのも良かったですね。
動画工房がまたしてもやってくれましたw。
最近では萌えやら癒しやらも出尽くした…と思ってたのですが、こうきたか、という感じです。勿論原作コミックありきではあるのですが、ちゃんと原作の世界観をしっかり映像化してくれた点では、まさに動画工房ここにあり!でしょうか?。
ストーリー的にはまったく捻りも無く、ひたすら登場人物の社畜会社員が神使の狐に甘やかされるだけの作品ですがw、このクールで少しでも満たされた社畜会社員も沢山居たのではないでしょうか?(そして作中の会社員に嫉妬した物も沢山居た事でしょう(汗))。
こちらの作品は本来「ふたばにめ」枠として30分枠の中に本作と「女子かう生」と「ノブナガ先生の幼な妻」の3作品同時上映されてたので、3作並行で紹介するのが筋なのかもしれませんが、紙面の都合(書き手の都合w)でこの超可動ガール1/6について書いていきます。
1話を見るまでは「フレイムアームガールズ」の2番煎じと思ってたのですが、こちらの方が王道な動くフィギュア漫画だったというのが正直な感想でした(まぁ原作が意外に古いと言うのもありますが)。
王道であるが故に安心して見てられる?感じでした。コメントでは「令和最初のアニメが昭和アニメかよw」なんてのもありましたが、1周回ってこれがいい、というのが多かった感想だったと思います。
15分枠という部分で賛否両論ありましたが、かえってテンポ良く進んだのではないでしょうか?。ただ、昨今の原作不足の事情をみるに、3本の作品を1枠に収めるという贅沢な構成は今後も続くのかどうかは興味ある所です。
こちらも15分アニメではありますが、元々普通に人気のある4作品をカップリングし、なおかつチビキャラにしてギャグに徹してるので、割り切って楽しめた作品でした。幸い自分は4作品なんとか一通り見てたのですんなり世界観に入れましたが(一部忘れてるキャラは居ましたがw)、見て無い作品がある人にはちょっと判り難いかも知れませんね。もっとも、これを切っ掛けに見て無い作品も見て下さいね?というプロモ的な一面も持ち合わせてるので、ある意味してやったりかもしれませんが。
4作品合同で登場キャラも多い割には、各キャラの特徴や有名エピソードを上手くからめてるのですんなり見る事が出来ます。一息つくにはもってこいの作品です。
ちなみに残りの15分でストライクウイッチーズのチビキャラ版もやってましたが、こちらは原作を先に読んでたので「よくアニメ化出来たな…」と感心する事しきりでしたw。
こちらは楽曲担当が「(k)NoW_NAME」というだけで見た作品ですがw、話の内容は正直未だに理解出来てません(爆)。
とにかく登場人物が多いのですが、特に敵キャラポジションのキャラが複雑なので把握に時間が掛かります。この辺は洋画ファンの人ならすんなり入っていけるのかも知れません。ただ、アクションシーンが銃撃戦を見せたいのか、チャンバラで魅せたいのか、妖精戦の迫力を堪能させたいのか…絞り切れてない感じがします。
分割2クールという事なので秋期に続編がやるらしいので、そちらに期待しましょう。
なお、先行で発表された2期のOP曲は凄かったですw。
今期、各作品から枠や予算を強奪されるコメントを打たれた可哀想な作品ですw。
残念ながらそう言われてもやむを得ないストーリー、キャラ設定、世界観ではあるのですが…。
まず転生設定が殆ど生かされてない事、闘う事に関する動機づけ等が軽すぎる事、キャラの性格や行動理念が一貫してない事等上げればキリが無いのですが、正直なんで自分はこの作品を完走出来たのか、今でも判りませんw。多分ニコ生でコメント中心で楽しんでたのが理由でしょう(それでも流石に自力でカットしたシーンもありますが)。
世間ではスマホや覇王等の失敗作品郡の中に入れられてしまってる作品ですが、それも致し方なしでしょうか。
あと、他にも途中まで見てた作品もあるのですが(公務員とか8月のシンデレラナインとか)結局こちらも老後の暇つぶしに撮っておく事になりそうです。
そして、今月の購入CDのコーナー。
今月はやはり(k)NoW_NAMEですね。
今回も作中の挿入歌全て担当し、当然の如く挿入歌アルバムも発表され(そして当然の如く購入)楽曲に関しては間違いない出来です。今回はサクラクエストでは殆ど出番の無かった(と思われる)AIJさんが大活躍してるので、そちら目当ての方には満足な作品になるかと思います。
こちらは「超可動ガール」のED。
この楽曲もそうですが、カップリングもROCK色が強かったので思い切ってシングル購入しました。PVは今回貼り付けした時に初めて見ましたが、こんな感じでロックバンド風な感じで活動してくれるなら、今後も楽しみですね。