TAKUやんのブログ~のんびりアニメを楽しみたい~

ここでは自分の見たアニメ・好きなアニソンを中心に自分なりの意見や感想を書いていきたいと思ってます

2020年春(4~6月)期アニメ 個人的感想

今期はエンタメ各種に大きなダメージと影響があった歴史的な時期になりました。

当然アニメにも大きな影響があり、今期で放送延期になった作品も多数あり、来期以降も影響は当然残るでしょうし、放送後のイベントもここ暫くは順当に出来るのかどうかも怪しい限りです。

それでも、放送された作品はこの厳しい状況下の中奮闘された作品が多く、自粛期間のお供として楽しまれた方も多かっただろうと思います。

そんな中での今回の個人的感想、行かせて頂きます。

 

kaguya.love

最初はやはりこの作品ですね。前期からのファンの支持の高さは勿論の事、作品力の強さも圧倒的でしたし(原作ファンは多少言いたい事もあるようですが私は原作未読なのでその部分はよく判りません)、声優の演技も含めた演出力も素晴らしく、まさに今期は横綱相撲だったのではないでしょうか?

1期視聴済みの方には文句なく推薦できますし、未視の方にも1期込みでお勧めできる作品となってます。今回は全編通して会長の人間的魅力にスポットがあたる機会が多く、それに上手く反応する事で各キャラの魅力も引き出せたのでは無いでしょうか?しいて言えばかぐやのキャラのポンコツ化が加速度的に進んでる気はしないでもないですがw、それも含めて魅力的なキャラになってきた…とここでは申し上げておきましょう(汗)。

 

hamehura-anime.com

今期のダークホース枠と言っても良いでしょう。期待値が低かった分最初の3話くらいまでの展開は怒涛の勢いでした。

話によると、この作品は「悪役令嬢転生」系作品の走りらしく(もはやこれがジャンル化してる事に驚きなのですが…)、まさに視点と発想を変えれば飽食気味のジャンルにも目新しさは出てくるという典型的な例と言えるでしょう。

そうした原作力に加え、この作品は声優の演技の力もかなり人気の要素になってる気がします。特に主演の内田真礼の八面六臂の活躍は圧巻の一言です。それに加え他の出演者(特に女性陣)の健闘も見事でした。まぁ、その分蒼井翔太もう少し頑張って!と声を掛けずには居られなかったのですが(苦笑)。

この作品の評価の分かれ目は途中数回続いたアニオリ回でしょうか?あそこを評価するか否かがこの作品全体の評価に繋がる気はします。個人的にはコンパクトにまとめて「このすば」みたいに1クール10話でも良かったかも?という気はします。

 

tamayomi.com

惰性で見たら意外に面白く最後までつい見ちゃった…そんな作品でした。

以前放送された「8月のシンデレラナイン」(以降ハチナイ)と被る部分も多く、自分もそんな感じで見てましたが、意外にスポ根物しつつもキャラ愛でも忘れず色々詰め込んだ作品でした。

ただ、昨今の事情か作画関係がかなり厳しかったのは不運でしたね。その辺は原作漫画で補完して頂くのが良いでしょう。アニメ見てるとこれが「きらら関連」である事を忘れがちですが、原作読むとちゃんと「きらら」してるなと思い出されますw。ただ、そんな作画が制限された中で尻と太ももの描写だけは妥協しなかった点に関しては評価しても良いと思います。

後半ストーリーが駆け足になったのは少し残念だったかな?まぁ尺の問題とか色々ありますからねぇ…。

 

kakushigoto-anime.com

全編通して「お洒落」な作品というイメージでした。

11話まではギャグ漫画主体にして所々にシリアスな場面を挟みつつ最終話で大団円に持っていくというある意味王道的な展開を感じましたが、結構安心して見てられたという気がします。OPのオシャレ感は半端無いのは勿論の事、EDに大瀧詠一の「君は天然色」がオリジナルで流れた時は思わずガッツポーズが出るくらい作品の絵と雰囲気にマッチしてました。あれは良いアクセントでしたね。

 

hachinan-anime.com

ぶっちゃけ「何で最後まで見てたんだろう?」って思う位、平凡な作品でしたw。先述の「はめふら」がコロンブスの卵的な作品だったのに比べ、こちらはコテコテの異世界転生物にして、異世界転生要素が全くストーリーに生かされてない最近の異世界転生物のネックをそのまま体現した作品だと思いました。

キャラの魅力は引き出せてないし、ストーリーは平坦に感じるし…逆に言えばその分ストレスを感じずに見る事が出来たのが最後まで見られた要員なのかも知れません。

あとOPにデーモン閣下を起用してますが、テラフォーマーズの時と言い、閣下はアニメコラボに恵まれてない気がします。個人の技量はかなり高く評価されてる筈なのに、キャッチーで良い楽曲に恵まれてないんですよね。いっそ大石昌良辺りに提供してもらうとかしてみては…って、もうそこまで音楽に興味はないのかな?w

あと今HPみて知ったんですが、この作品円盤は1枚で12話全部見られる仕様なんですね。そこは高評価したいと思います。その分値段は…ですが(汗)。

 

今クールで感じたのは「はめふら」「球詠」等で見た『原作をアニメにする辺り何処を削り何処を加えるか?』という点ですね。作家や脚本・シリーズ構成を目指す人にとっては良い教材になったのではないでしょうか?

勿論現行作品が悪いという事ではなく、色々と考察が出来るんだなという点でそういう視点で作品を見るのもまた楽しいのかも?と言う事です。

そして今回痛感したのが「完パケ」の大事さでしょうか。このお陰で今回の事態でも放送を完走する事が出来た作品があり、逆にそれが出来ずに途中で放送できなくなった作品もありました。どちらが良いかここで判断するのは早急かも知れませんし、現場の苦労を考えれば「完パケ」を要求するのは酷な現状も頭では理解しているのですが…難しいですね。

 

今クールの購入CDはこの1枚

tamayomi.com今回は公式動画が無いのでHPのみでw。

最初にこの作品に興味持ったのもEDからでした。クレジット見て麻枝准氏の作曲と聞いてすぐ納得したものです。彼の楽曲は偏屈だったり変則だったりしつつも根はストレートなROCKなんですよね(本人は否定するでしょうが)。そこがお気に入りだったりします。

 

あと前クールで気になってたこの曲も購入。

www.youtube.com

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SB69の曲は安定して良曲が多くてイイですね。

 

次のクールも素晴らしい作品に巡り合えますように!