劇場版「若おかみは小学生！」見てきた～アニメ 個人的感想番外編
最近ツイッターのＴＬを眺めていると、「若おかみは小学生！」の評判がすごぶる良いので気になって調べてみました。どうせ田舎の映画館じゃ上演しないんでしょ…と思ってたら何と近所の映画館でもやってるじゃありませんか！しかも１日１回１６：３０～の上映のみ！この時時計を見たら１４：５０…余裕で間に合うじゃん！もうこれは見に行くしかないじゃん！
という訳で、見に行ってきました。
この作品、ＴＶアニメ版は以前から放送してた事は知っていたので、ＴＶ版見て無いと映画見てもよく理解出来ないんじゃ？と思ってましたが、話を聞くにＴＶ版と劇場版はそれぞれ独立した物で、どちらか見て無くても大丈夫！との事でした。
個人的な感想を言えば
「やっぱＴＶ版見て無いとちゃんと理解出来ないんじゃ？」
と思いました。
勿論普通の劇場版アニメのように「ＴＶ見て知ってる事が当たり前」という作りにはなってないので、話がチンプンカンプンという事はありません。ちゃんと何故主人公が若女将をやる事になったのか、は判ります。
（普通のＴＶアニメの劇場版だとＯＰで既に若女将、それも超有能な…って感じで話がスタートしますからねｗ）
ただ、尺一杯に詰め込んで話が進んで行くので、ちょっと油断すると話の展開から置いていかれそうにはなるかもしれません。なので本来はちゃんとＴＶ版見てからの方が余裕をもって話に集中できたんじゃ？と思ったのも事実です。ただ、ＴＶ版を１話も見て無い自分にはその判断が正しいかどうかは判りませんが。。。
物凄く駆け足で物語を追ってる感じはするのですが、肝の部分はちゃんと押さえてあるので、置いてきぼりにされる事は無かったと思います。贅沢を言えばクライマックスの決めの部分はもう少し丁寧に主人公の心情を描写して貰えたらなぁ…とは思いましたが、与えられた尺（上映時間９０分は子供も見るであろう映画としては限界ギリギリでしょうしね）の中で精一杯やり切った結果だった事は想像出来ます。この辺は制作陣の手腕なのでしょうね。個人的には脚本が吉田玲子さんだったのを確認した時に流石！と唸ってしまいました。
声優陣も本職と役者さんが上手く混合してて、見てても違和感も無かったのも作品にのめり込める重要なポイントでした。贅沢を言えばあの人だけはちょっと…と思う人も居たり居なかったり…ですがｗ
総合的には、まぁまぁ面白かった作品でした。
何やかんやと文句を言ってる印象を抱いたかも知れませんが、作品にケチを付ける気は毛頭なく、むしろ楽しんで拝聴させて頂きました。
他の人のようにＳＮＳで超絶推しして勧めるのはちょっと気が引けるのでしませんでしたが、迷ってる人が居るのであれば、見に行っても損は無いですよと言いたいです。
