個人的感想・出張版～ゾンビランドサガ・リベンジ②
放送も4話まで終了しました。
3話4話はみんな大好き「純愛」編です。
前作ではメンバー間の意識の違いや確執など、初期にありがちなテーマを見事に昇華して作品の色を決定つけさせた「純愛」回ですが、今回も別の切り口で進歩・進化しながらも別の意味のハードルをまた一歩乗り越えた回となっています。
今回も挿入歌を紹介しつつ作品を振り返る訳ですが、最初はこちら。
純子の立ち位置は『昭和のスーパーアイドル』でモデルは恐らく山口百恵…だと思うのですが、その辺は結構臨機応変に使い分けてるようで、今回は浅田美代子風？な演出で昭和を表現してくれてます。まぁ、劇中で「夜のヒットスタジオ」っぽい音楽番組に出てた絵もありましたのでもうこの段階でごった煮状態ではあるのですがｗ。ＣＤ化の折には「ル～ル～ル～…」の部分も歌詞付きでフルコーラス聞けると良いですね。
ライバルユニットであるアイアンフリルの新曲もここで疲労されています。
前作でもアイアンフリルの曲は予想以上に良曲だったので今回も期待持てそうです。ただ、試聴部分を聞く段階では自分の好みではなさそうですが（汗）。
そして３話にしてようやく通常ＥＤが流れます。
動画のコメントでは圧倒的に「ZARDっぽい！」の意見が多かったですが、リアルタイムで聴いてた世代には懐かしい曲調ではないでしょうか？前作のEDとは打って変わった曲調ではありますが、普通に有線等で流れてても普通に聞き流せるPOPな曲だと思います。でも今の時代こういう曲って流行らないのかな？中々お耳に掛かる機会がないような気がします。
それにしてもこんなに良い曲なのにこの作品のEDは性質上特殊EDが多いので流れる機会が少なくなりそうなのが勿体ないです。
そして4話、純愛パート完結編に進みます。
基本的にゾンサガは予定調和で大道なストーリー展開なので結果は想定通りなのですが、展開は想定の斜め上を行く事が多く、今回も思い切りやってくれました。4話と言えばまずはこの曲。
OPのドラム・ソロの3DCGのモーションキャプチャーのモデルはなんとあの川口千里さん。バンド関係者やけいおん！愛好家にはお馴染みのドラマーですが、聞けば納得のドラミングです（モーションキャプチャーのモデルと聞いてますが、勿論音源もご本人ですよね？）。劇中でたえがドラムを叩くシーンは3話や4話前半で伏線を散りばめていたもので納得する人は多そうですが、まさかここまでやらせるなんて思わなかったですよね？作中で古参のファン（通称デスおじＡ・Ｂ）がこの曲聞いて爆アゲしてたシーンは妙に親近感湧いて好印象でした。
そしてフランシュシュと言えばやはりこの曲回帰するんでしょう。
www.youtube.com回毎に色んな曲がかかるゾンサガにおいて、今の所一番ＯＡ回数が多い曲であるし、フランシュシュとしてまともに歌った初めての曲でもある事から、フランシュシュにとっては特別な1曲なのでしょう。画面演出は1期サガ・フェスよりもパワーアップして見応えありますが、楽曲的にはやり過ぎ感が強くて個人的にはイマイチです。でも前出のデスおじ達はこの曲もちゃんと受け入れてるんですよねぇ…さすがファンの鑑。
ちなみに4話では愛のソロverもサラッと流れており、こちらも円盤収録のようなので愛ファンに楽しみですね。
さて、次はお楽しみのリリィ回。どれだけ斜め上な展開を見せてくれるか、どれだけ素晴らしい曲が聞けるか、今から楽しみです。
