TAKUやんのブログ~のんびりアニメを楽しみたい~

ここでは自分の見たアニメ・好きなアニソンを中心に自分なりの意見や感想を書いていきたいと思ってます

2017年秋季(10~12月)アニメの個人的感想 プラス・・・

2018年(平成30年)になりました。新年明けましておめでとう御座います。

今年もほぼ1クール毎更新になるかと思いますが、よろしくお願いします。

まずは17年秋季のアニメ感想を。

色々考えましたが、頭はこれ行くしかないかな?

www.infini-tforce.com

懐かしいタツノコキャラクターが勢ぞろい…って3DCGかよ!とか、声違うじゃん!とか、そういうの抜きに楽しめた作品でした。3DCG的な評価は自分にはよく判りませんが、個人的には「もう少し経験積めばよりよく仕上がるのかな?」という感じ。もしかしたら3DCGを見慣れてる人には少し稚拙に見える部分はあるのかも知れませんが、それを補って余りある熱量で魅せてくれました。来月映画が公開されるとの事で、その宣伝を1クール掛けて行ったと考えれば、とてつもなく贅沢な番宣ムービーなのかな?w原作を知らない人でも十分楽しめると思いますので、興味のある方は是非。

 

yuyuyu.tv自分の地域(東海地方)では最終話は年末年始進行の所為でまだ未見なので、最後どうなってるのかまだ判りませんが、楽しみに待ちたいと思います。

数年前に放送された1期(以後ゆゆゆ)の数年前の話が「鷲尾須美の章」(以後わすゆ)でゆゆゆ総集編1話挟んでゆゆゆ後日譚になるのが「勇者の章」です。なので当然1期のゆゆゆを見なければ話に入り難いという最大の欠点はあるものの、ゆゆゆでイマイチ判らなかった部分(特に東郷美森とその周囲関係)の補足がわすゆで出来たのは良かったのです(まぁ結局わすゆは全部銀が持って行ってしまったのですがw)。

個人的には2期部分は多少強引で蛇足的な印象を今の所受けていますが、最終話視聴後この感想が良い意味でひっくり返る事を望んでます。

 

www.lovelive-anime.jp

本来このクールでは絶対的安定作品で、何もしなくてもこのクールNo.1作品になる…筈だった作品ですw。

ぶっちゃけ、中身の説明は「ラブライブだし」の一言で90%説明できる作品だとは思いますが、個人的には1期で感じた「ラブライブ」とは違う印象を受けました。もっとも最終話で酷評されたサンシャイン1期に比べれば大人しく無難に仕上げたとは思いますが、こちらも最終回がやはり鬼門だったみたいです。

(個人的にはあの最終回は「無いわ~」派ですw)

キャラクターを徹底的に可愛く見せる手法は相変わらず健在なので、今回もそれに全力を注げばもっと良い作品になったのでは、と思います。

 

 

blend-s.jp

久し振りに「きらら」系作品を1クール完走する事が出来ました。

ただ、今までのきらら系と比較してもそれほど突出した特徴がある訳でもないのに(しいて言えばきらら系には珍しく男性キャラがちゃんと出てて、しっかりラブコメしてた程度でしょうか?)、なぜこの作品は完走する事が出来たんでしょうか…?

もしかしたらタイミングだったんですかねぇ?w

もしかしたらこの作品は、ヒロインの苺香より夏帆に感情移入した方が楽しめるのかも知れない…w

 

あと、番外編で本来なら17年夏期アニメなのですが、年末年始の一挙放送で初めて見て気に入ったのでご紹介。

knights-magic.com

最近のロボアニメは人間ドラマや政治ドラマがドロドロし過ぎて爽快感に欠けていた感が個人的にはしてたのですが、この作品は上手く中和されて「ロボかっこいー!」的な演出に主眼をおいて描かれてた気がして、一挙放送でしたがほぼノンストップで視聴できました。たまにはこうしたライト~ミドルなロボ作品を楽しみたいですね。久しぶりにプラモが欲しくなりました。

 

閑話休題

 

ちなみに2017年のアニソン・キャラソンも素晴らしい曲に出会えました。

個人的には

歌唱賞に(K)NoW_NANEの「Lupinus」

www.youtube.com

大賞にはTrySailの「adrenaline!!」ですかね

www.youtube.com

楽曲はどちらも甲乙つけがたかったのですが、「アニソン」というカテゴリーで比較すると作品により近づいてる部分を見るとアドレナリンが僅差で上に行きました。

ルピナスは個人的に名曲だと思うのですが、世間の評価ではアニメ作品の世界観に合ってないという意見をよく見聞きしました。そう言われると確かに…と思う部分もある訳で。そこが「アニソン」の難しい所でもあり、良い所でもあるんですよね。

対するアドレナリンはEDの狭霧のダンスとこの曲が物凄くマッチしてて、番組のEDを彩ってくれてる部分が大きかったですね。その映像をあげられれば良かったのですが、流石にYouTubeでは限界があるので何かの機会に各々で御試聴下さいw。

 

そんな訳で2018年も面白いアニメ、素敵なアニソンに出会える事を楽しみにしてます。

 

2017年夏期(7~9月)アニメ個人的感想

中秋の名月も終わり、本格的に秋に突入した今日この頃ですが、夏期アニメが一通り見終わったので個人的総括と感想してみたいと思います。

 

今期一番は…やはりこれかな?

ahogirl.jp

15分アニメという事もあり余り期待しないで1話を見たのですが、ひたすらアホな話を物凄い熱量とスピードで展開していく様に圧倒されて、気が付けば今期イチオシの評価を付けるまでになりました。

この勢いどこまで続くのか心配でしたが、概ねこの勢いのまま1クール完走出来た事は単純に凄いと思いました。一番の功労者?は悠木碧さんでしょうか。彼女の演技は唯一無二の芸術の域にまた一歩近づいたのではないでしょうか。とにかくひたすらアホなストーリーを肩の力を抜いて流し見するのがお勧めな作品です。

 

続いてこちら。

www.tenshi-no-3p.com

原作(自分はコミカライズの方ですが)読んだ時からアニメ化が楽しみな作品でした。こうした音楽がテーマのアニメは使用される楽曲も期待出来そうだった…

のですが、蓋を開けてみれば大半のファンが期待してた究極のロリアニメでした(爆)。勿論OP・ED・挿入歌も素晴らしい曲が揃ってましたし、CDも購入させて頂きましたが、やはりこの作品は何よりもキャラを愛でる作品ななんだと痛感させられました。なので見る人を非常に選ぶ作品ではあると思いますが、そこさえクリア出来れば中身はちゃんとした音楽アニメ(?)ですので、音楽中心で見てもそこそこ楽しめる作品だと思います(こちらは声優さんが歌う歌声も耐性があれば、という注釈が付きますが…)。

 

次はこちら

centaur-anime.com

全く予備知識無しで見たので、見るまでは「けもの属性の萌えキャラ日常系アニメ」のつもりだったのですが、いざ放送が始まるとそういう要素を含みつつもサラッと人権問題等のシビアな世界観を盛り込んでるので見てて考えさせられたりして少し新鮮でした。中には主人公達殆ど登場せずにシリアスなストーリー展開を挟む話もあるのですが、それまでに土壌を作ってくれていたのですんなり入れたのも好印象でした。勿論萌えに特化した話もある訳で、その辺のギャップというか両面を同列に楽しめるとよりこの作品の世界観に入り込めるのではないでしょうか?

 

続いてこちら

isekai-shokudo.com

普通の洋食屋の食べ物を客が普通に食べるだけの作品です。ただ、その洋食屋が週に一度異世界に繋がり、その客が異世界の住人なだけなのですが…(笑)。

こちらも上記のアホガールとは別のベクトルで頭を空っぽにして世界観に浸って楽しめる作品でした。飯テロ覚悟で環境BGVで流すってのもアリですね。

 

最後はこちら

 

www.tbs.co.jp

こちらは特撮ヒーロー系や戦闘アニメ系の作品のオマージュをふんだんに盛り込んだネタアニメでしたね。なのでそれ系の作品が楽しめない人には入り口の段階でごめんなさいなのでしょうが、好きな人には堪らない作品でしょうね。各所でツッコミを入れつつもそれ込みで楽しむ作品だと思いました。

 

あと無事2クール終了したこの作品も忘れてはなりません。

 

sakura-quest.com

PAWorksのお仕事シリーズ第3弾の作品です。地域振興をテーマにした仕事アニメでありながら100%リアルに表現せずファンタジーな部分も程よくブレンドしてるので、見る人の賛否が分かれるのかも知れませんが、自分はストレス無くドラマとして楽しめたと感じました。

この作品の後期OPはファンの間でも好みが割れた曲でした。自分は文句なく好きな曲調なのですが、アニメファンには(曲の良し悪しは置いといて)作品の雰囲気にはイマイチ合わないという意見が多かったように感じました。こういう意見を見聞きするとアニソンの難しさを改めて感じさせられます。良い曲ってだけではアニソンは成り立たないんですねぇ。。。

 

あと、今期はNEW GAMEの2期も放送してました。こちらもどちらかといえばお仕事アニメだと思うのですが、こちらはどちらかといえばファンタジーな部分がメインだと思ってたんで、中途半端にリアルさを挿入してしまった部分に少し醒めてしまった感があったので、完走する事が出来ませんでした。

 

また視聴スタイルとして、HDDに録画しておく安心感の所為でかえって録り貯めしたままになってしまう傾向が強くなってしまった部分もありました。かえって動画コンテンツで1週間限定と期日を絞って公開してる物の方が更新前に見ておかないと…という気持ちがでて見続ける事ができるという側面もあるもんだなぁと思いました。勿論HDDに残して安心感を保ちながら見たい作品もあるし、物理的に地方放送しないので動画サイトに頼らざるを得ない作品もあったり…と上手く行きませんが、両者を上手に活用しながらアニメ生活を満喫していきたいですね。

 

 

日野氏の事件を自分なりに考察してみた

ニュースを読んで日野氏の一件はちょっとバンドをかじった身としても気になったので、なるべく炎上しない程度に(まぁ炎上するほど閲覧があるとは思えませんがw)自分の感じた事をつらつら述べてみたいと思って久しぶりにブログを書いてみました。

 

まぁ事件の内容は皆さんご存知と思うので端折ります(知らない方はニュースサイト等でおさらい願います)。

 

まず、ビンタの件。当然体罰・暴力はNGなのは言うまでもないですが、色々記事を読むとビンタというよりパンパンとほっぺを叩いて目を覚まさせたという表現も見受けるので、どこまでなのか判らないというのが正直な所です。事件の動画もチラリと拝見はしましたが、小さ過ぎて私はそこまでの判断は出来ませんでした。でもほっぺを叩いたら流石にビンタと見られても反論できませんよね。この点に関しては擁護も弁護もしようがないと思います。

ただ「ステージから下すだけで良かった」という意見もありますが、あの状態でそれやっても結局傍から見たら暴力・体罰と受け止められる可能性はあったと思いますので(中学生が思い切り抵抗したら、の話ですが)どんな手段でも暴力と受け止められる危険性はあったでしょうね。

 

自分が思うに、日野氏はギリギリまで「ライブを止めたくなった」のでしょうね。こうしてプレイヤーの演奏を強引に止めてしまうとライブの流れが止まってしまい、途端に会場はしらけたムードになってしまいます。出来るなら何とか流れを止めずに解決したくてギリギリまで我慢したのでしょうが、結局ライブその物がグダグダになってしまった故に、意を決して止めに入ったのでしょう。多分中学生相手じゃ無かったらもっと激しく、もっと辛辣な行動に出てたかもしれません。

 

そして中学生に関して。やはり自分としては他の生徒の順番やライブの趣旨を無視して自分のソロを延々とプレイし続ける行為は許しがたい行為だと考えます。

これを普通のライブととるか、教育の一環ととるかで受ける印象は多少変わるのかもしれませんが、どちらにしてもアウトだと自分は思います。

ジャズの専門家的にはこうした「逸脱」はジャズでは当たり前の事らしいのですが、あくまでもそれは演奏者全員が対等の立場・対等の力量であり、なおかつそれによって演奏がより完成度を増す事が大前提の筈です。それが守られなければ単に独りよがりのつまらない「騒音」と化してしまいます。もし延々と叩きたいのであれば個人でドラムクリニックを主催して、その場で叩けば良いのです。

 

まして、これが教育の一環であるならば、参加者全員で力を合わせてライブを成功させる事を重視するのは当然であり、それを妨げるこの行為はいわゆる「学級崩壊」と同じであると思います。学級崩壊を招いたこの行為を「天才的感性」の一言で肯定して良いのか?自分は疑問に思います。じゃぁ自分だってもっと弾きたい…って思う生徒も沢山居た筈で、それを全部許したらステージはとても人様に見せられる物ではなくなってしまいます。ジャズは自由だ?なんてたまに聞きますが、これは自由ではないでしょう。責任の伴わない自由は自由と呼ぶわけにはいきません。これはジャズに限らずロックや歌謡曲・クラシックにも言えるのではないでしょうか?

 

 

一応この一件は中学生側(本人と保護者)が謝罪して一件落着?してるようなので、これ以上言及するのは中学生にとっても良く無い事かも知れません。

ただ、中学生側は「この所為でこの事業が無くなるのは嫌だし、自分は来年も参加したい」と言ってるようですが、自分は無理だと考えてます。

まず日野氏が来年以降もオファーを受けるとは考えられませんし、こういう事態を目の当たりにして、他のプレイヤーが代役を引き受けるとはとても思えません。

(個人的には息子の日野”ジーノ”賢二氏が代わりに引き受けたら面白い催しになるかも?とは思いますが、彼にそこまでのリスクを背負ってボランティアをやれとはとても言えません。)

もし、万が一、来年も開催するにしてもこの中学生は明らかに「出禁」でしょう。それだけの事をやってのけた訳ですから。そしてこの「出禁行為」が伝説として語られるうちに教室の雰囲気が殺伐としたものになり、しいては楽器の演奏が義務的な物・強制される物を誤解されるような物と誤解されてしまうようだと、催しをやる意味すら無くなるからです。

そしてこれが他の地域で真似しようとして企画された案件がことごとくお蔵入りしてしまったとしたら、本当に残念でなりません。が、かといってこのリスクを安易に背負わせる訳にも行かないのでそうなっても仕方ないんでしょうねぇ。

 

ほんの一瞬とはいえ音楽に関係した商いをやった事のある私としては、若い子が楽器に触れ、演奏の楽しさを感じてくれる機会が増える事には大賛成です。ですが楽器の演奏…特にライブ(セッション含)をやる以上、技術さえあれば何をやっても良い訳ではないと自分は思ってます。それが許されるのはあくまでもプロの世界であり、それをやった者は自らがその責任を負わなければなりません。その事をライブ演奏を通して学ぶ機会だった筈が、皮肉にもこんな結果になってしまった事は大きな教訓になったと言え余りにも不幸な事だったと思いました。

 

来年以降この事業が中止になったとして、この中学生が将来有名なプレイヤーとなり、その彼自身がこの事業を再開し、若い子を育て、自分と同じように才能だけに溺れ周りを顧みないプレイヤーに自らの体験談を交えつつ導けるようになれば、今回の一件もまた伝説として語り継がれるのでしょうね。そういう結末もベタではありますが期待せずにはいられません。