TAKUやんのブログ~のんびりアニメを楽しみたい~

ここでは自分の見たアニメ・好きなアニソンを中心に自分なりの意見や感想を書いていきたいと思ってます

個人的感想・出張版~ゾンビランドサガ・リベンジ④

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さて、8話・9話のゆうぎり編でしたが…想定以上にしっかり作られていて、今までのゾンサガとノリが全く違って評価が難しい話でした。破天荒なギャグも無ければ斜め上なストーリー展開も無く淡々とゆうぎり(と彼女を取り巻く人々)の行動が描かれている…そんな感じでした。

放送後のファンの反響は概ね良好だったようなのですが、個人的には今まで焦らされた割には、最終的には想定内な展開だったかな?という感は否めませんでした。強いて言えばゆうぎりが仕込み刀持ってる時点で本当はトンデモ展開な筈なのに、今までの感覚でそれを当然の光景として受け止めてしまってる自分が居て、慣れって怖いな…とw。

この展開で新曲は望めないのは仕方ないのですが、最後に佐賀事変のライブ版を持ってきたのはまぁ必然なのでしょうね。

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そして10話から物語はクライマックスに向けて走り出します。10話では駅スタの顛末を語らせたり、身バレの話が出たり、挙句の果てに不穏な描写のEDを描いてからの超展開な11話へと進みます。

基本この話は逆境やどん底が背景にあるのですが、もう流石にこれ以上ないだろうという逆境ー佐賀壊滅的被害ーを出してきてしまう所が凄いというか、ここ数話の静かな展開(従来のゾンサガ比)はこのための伏線だったのか?と思わせる位やりたい放題だとは思いましたが、これこそがゾンサガの真骨頂なのでしょう。

ただ、九州で大雨被害の描写というのは非常にデリケートな問題でもあり、時と場合によっては放送延期・中止のリスクもあった筈なのによく放送したなと感心します。つい見落としがちではあるのですが、11話の避難状況の描写時でフランシュシュの活動だけ突出してるのではなく、一緒に被災してる一般の人達(中にはメンバーに所縁ある方々も含む)が地味ながら懸命に頑張っている描写も実は見何処となのでは、と思ってます。

そしていよいよ最終話へと向かうのですが、ゾンサガスタッフはこれまた伝説クラスの行動を起こしてきました。なんとCM枠も本編に使用し、約27分ノンストップで(本来は大体23~24分程度?)放送するというのです。

過去の伝説で言えば、震災で放送が延期して1か月後に残り3話(地域によっては2話)を一挙放送したまどマギ・製作が間に合わず3か月後に残り二話を別枠で放送したガルパン・1話と最終話を1時間枠で放送したアストラの彼方等が挙げられますが、果たしてゾンサガはこれらの作品と同じく伝説になるのか…刮目して待ちたいと思います。

 

ちなみに11話では満を持して巽幸太郎(宮野真守)のキャラソンが流れました。

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そのまんま宮野真守な感じの曲な気はしますが、こちらもフルverが楽しみですね。