TAKUやんのブログ~のんびりアニメを楽しみたい~

ここでは自分の見たアニメ・好きなアニソンを中心に自分なりの意見や感想を書いていきたいと思ってます

2018年夏期(7~9月)アニメ 個人的感想

毎年言ってますが、今年の夏は無茶苦茶暑かったですね~。

アニメの方は本命不在と言いつつ、良作・話題作も沢山出てきた1クールだと思います。

 

中でも今期はテーマや作り等が似て、一種のVS感があるような作品が多かったような気がしましたので、まずはそれらの対比をしながら感想を言ってみたいと思います。

 

まずは「毎回が水着回!」対決

『Free!-Dive to the Future』vs『はるかなレシーブ』です。

 

df.iwatobi-sc.com

www.harukana-receive.jp

Free~の方は途中で視聴断念してしまいました。直前のSP版で劇場版の情報を最低限入手したとはいえ、やはり劇場版を見て無いと感情移入出来ないキャラが病んでる姿を延々見させられると、視聴意欲も萎えてくるものです。

この傾向は実は本編のEDの映像と被る部分がありました。毎回ドラマ仕立てで魅せるED映像ですが、今回は主要キャラ全員がミュージカル風にステージで歌い踊る場面があります。で、客席はキャラ達がお世話になった大人達という感じなのですが、見てる客よりステージの上の人数の方が圧倒的に多いという(爆)、まさに今回の作品を皮肉っぽく表してると感じてしまいました。

 

一方「はるかな」。

今期のきらら枠という事もあり、キャラメインで見る感じかな?と侮ってたのですが、思った以上にスポ根してた気がします。ただ、大勢の意見同様、尺の関係で遥達が試合にすんなり勝ってしまう(一応苦戦してるっぽい描写はしてるのですが、それを感じさせられたかどうかは…?)展開は残念と言えば残念かな?と思います。

それにしても水着女性、しかもそれなりにボリュームのあるバストを持つ女性達を敢えてバストではなくヒップの描写に力を入れた作画はある意味新鮮でしたw。尻フェチな方々は一見の価値はあるかも?

 

続いて、学園コメディ対決

あそびあそばせ』vs『ちよちゃんの通学路』です。

 

asobiasobase.com

chiochan.jp

「あそあそ」は最初シュールすぎて視聴継続はクドくて厳しいかな?と思ったのですが、このクドさが意外にクセになって気が付けば最終回まで飽きずに見る事が出来ました。かなりアクの強い作品ですが、このアクの強さを貫いたのは高評価の一因だったと思います。あと声優さん達の頑張りも敢闘賞物でしたね。

 

「ちおちゃん~」もシュールと言えばシュールなんでしょうが、「あそあそ」とは別次元と感じました。こちらは完走したものの2期があるとしたら2期も完走出来るかどうかはちょっと自信がありません。でも面白かったですよ。

 

続いて毎期恒例の異世界転生物対決

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』vs『百錬の覇王と聖約の戦乙女』

isekaimaou-anime.com

hyakuren-anime.com

最近のアニメでは定番になり、毎度お馴染みの異世界転生物ですが、両者どうしてここまで差が開いたか?と思う位真逆な評価が付いてます。

 

まず「魔王」のほう。こちらは典型的なチート転生&チートハーレム系な作品ですが、ストーリーが定番ながら丁寧に盛られてますし、主人公の弱点をチートなゲームキャラではなく、それを操作してる人間(プレイヤー)の弱さにしてる点が面白く、ちゃんとそれを効果的にの物語に絡めてる所が良かったと思います。

作風の都合でエロ描写をどうしても入れなければいけないのは仕方ないにしても、出来る限りストーリーに必要な要素をなんとかギリギリ入れた事により、かろうじて必要感を出せてるのも、好感が持てました。続きがあれば是非見てみたい作品です。

 

それに引き替え…はぁ。。。とため息が出てしまうのが「覇王」の方です。

色々言いたい事はあるのですが、まず最初に新番組な筈なのにいきなり2期から見させられてる展開には驚きを通り越して呆れてしまいました。1話の冒頭でいきなり異世界の王となって指揮してる場面から始まるので「あぁ、ここから時系列を戻して異世界に召喚される所を描写するんだな…」と思ったら、何事も無く『もうお前ら知ってるだろ?』的な感じで話は普通に進んでしまいます。一応回を追う毎に随所に回想シーンは盛り込むものの、全く解説にすらなってないという有様。お蔭で異世界に来てるのに平気で元の世界に居るヒロインとスマホで会話してる理屈が判らず、視聴者を混乱させます。

 

なにしろ決定的に説明不足なので、主人公に王としてのカリスマが全く感じられず、なぜそれに配下が従うかが判らないのも混乱に拍車が掛かります。自分はこの作品はニコ動で視聴してたのですが、流れるコメントの半分以上は『は?』なのも頷けます。

作画も取り立てて良く無いし(OPで作画ミスとか笑えないw)随時挟むエロ要素も単に「女性キャラ脱がせたらお前ら喜ぶんだろ?」程度の意味しかないように感じられる始末。ホント、動画でなければ絶対最後まで見れなかった作品でした。

本来自分はこのコーナーではネガティブな要素は極力排除して伝える事をモットーにしてるのですが、ここまでダメな要素がてんこ盛りだと擁護する事は非常に困難です。こう書くと逆に興味を持つ人も多いんでしょうが、何時かやるであろうニコ動の一挙放送まで待つのが無難です。円盤購入なんて、とてもじゃないけどお勧めできません。

唯一良かった点は…プチミ・レディがED歌ってた事くらいでしょうか?w

 

あとは~荘対決なんてのもありますが、『ゆらぎ荘の幽奈さん』はともかく、

『すのはら荘の管理人さん』は1話しか見て無い(ニコ生が有料だったから)ので比較出来ないんですよねw

なので、リンクはゆらぎ荘~の方だけで。

yuragisou.com

原作はジャンプ掲載の漫画らしく、エロ描写の部分は懐かしい少年漫画チックな感じを受けました、本編では今はジャンプらしくバトル漫画になってるようなので、今期でやってるエロ・ラブコメ路線はある意味貴重なのかもしれませんね。

 

ここからは通常通りの紹介を。

 

まずは鉄板物にしてもはや王道となりつつある『オーバーロード3』!

overlord-anime.com

とにかく原作の情報量がとてつもなく多く、アニメでは消化しきれないと嘆く原作ファンには物足りないのかも知れませんが、アニメだけ見てる自分としては十分満足のいく3期だったと思います。興味のある方は是非原作を読んでから見る事をお勧めします。

ちなみに原作は分厚いハードカバーの本が13巻ありますけどねw

 

 

続いては今期のダークホースと評判の高い『はたらく細胞

hataraku-saibou.com

こちらは思ったよりも面白かったですね。最初は血小板ちゃんの仕草だけが売りかと思ったものの、ちゃんと細胞達の役割を考慮した上での動き(勿論完全に忠実に再現してる訳ではないのは言うまでもありませんが)がその後の人気上昇に繋がったのかも知れません。

途中重複気味な説明描写、説明してるようで実はあまり説明になってない描写等残念な部分もありますが、1クール通してちゃんと楽しめた良作でした。

 

最後に今期購入したCDを。

まずは『ちおちゃん~』からOP『Danger in my 通学路』とED『ナナイロード』

www.youtube.com

こちらの動画はカップリングまで試聴出来るのでお得ですねw

 

続いて『あそびあそばせ』のED『インキャインパルス』

www.youtube.com動画のコメントに付いてた「悪魔の3P」にはちょっとクスっと来ましたw
(まぁ「天使の3P」知らないと面白くないネタなんですが)

 

続いて『はたらく細胞』のOPで「ClariS」の「SheerS」

www.youtube.comクラリスって普通?に顔出ししてるんですねw