TAKUやんのブログ~のんびりアニメを楽しみたい~

ここでは自分の見たアニメ・好きなアニソンを中心に自分なりの意見や感想を書いていきたいと思ってます

2019年夏期(7~9月)アニメ個人的感想

2019年夏期も秀作に恵まれたクールになりました。

有名作品の2期やスピンオフが鉄板との下馬評の中、頑張った作品が沢山あってアニメファンとしては嬉しい誤算でした。

 

www.tbs.co.jp

まず個人的今期イチオシの作品はこちらになります。

全盛期には毎クール作品を提供してきた『きらら枠』でしたが、最近は少しペースが落ちて来て一時の勢いが無くなった状態でのスタートだったので、過度な期待はせずに見始めたのですが、思った以上の出来だったと思います。

最近のきらら作品の定番?なのか「いわゆる日常系から少しドラマ性をもたせる」傾向があるみたいで、個人的には少し疑問もあったりするのですが、流石にアニメ化するにあたり全くストーリー性が無いのも困るだろうから、多少は目を瞑る…というのが最近の自分の感想だったりするのですが、この作品は上手く日常系ギャグとストーリー性のバランスを保った作品だったかな?と思います。

作品の最大の魅力は何と言っても主人公のシャドウミストレス・優子(以下シャミ子)のキャラクターでしょう。

きらら作品の主人公なのに「努力・友情・勝利」の某少年漫画系のノリがピッタリあてはまり、魔族属性なのに「ごめんなさい・ありがとう」をその場で素直に言える良い子で、萌えキャラのツボである「ちっちゃい・でっかい」(何が?w)スタイルも兼ね備えてる、ある意味スーパーキャラであり、もしかしたら今後のきらら作品の新しいスタンダードになり得る可能性を秘めたキャラだったりします。

それに加え、シャミ子を演じた小原好美さんの熱演もあるでしょうね。最近活躍しだしてる若手声優(という認識で良いのかな?)ですが、ちゃんとキャラの特徴も掴み、良い味を出して好演してます。こういう所は流石声優さん!ですね。

作品のテンポも程よく、原作4巻(5巻も絶賛品切r…発売中!)ある中で2巻ちょっとを1クールで進めるという丁度良さ。まぁそのためサブキャラのみかんの登場数が微妙になってしまったのはご愛嬌かな?w。

円盤・原作の販売状況も良好で2期の期待が大きい作品ではあります。

 

dumbbell-anime.jp

続いてこちらの作品も中々評価の高い作品でした。

内容的には普通に話を進めてもいつの間にか筋トレの話になってしまう謎な作品ではありますが、この徹底っぷりがかえって作品の独自性と面白さを強調したと言えるかもしれません。筋トレメインの所為か、随所に挟まれるお色気シーンが全くエロを感じさせず、健康的に表現されてると錯覚してしまう所も凄いですw。

そして主役の紗倉ひびきを好演してる声優さんがファイルーズ・あいさん。彼女は新人さんらしいのですが、らしからぬ堂々とした演技がとてもキャラにマッチしててキャリアを感じさせませんでした。もしかしたら演じるキャラを選ぶ声優さんになるかもしれませんが、キャラがハマれば爆発的な演技が期待できる声優さんとして今後に注目したいですね。

 

astra-anime.com

今期のジャンプ枠も大健闘したと思います。その中でも話題になったのがこちらの作品(「Dr.STORN」は2クールあるので感想は持越し)。

原作が5巻完結という事もあり、ストーリーも(かなりアップテンポではあるものの)テンポ良く進みますし、ジャンプ的な展開は安心感・安定感もありました。初回と最終回が1時間枠という異例のスタイルも今後のアニメ制作の一つのケースとして取り入れれても良いのでは?という良いチャレンジでした。SF考証的には色々物議は醸し出したらしいですが、私は入門編としてはこれ位が丁度良いと思っています。

 

wakanobu.com

意外に「これもアリかな?」と思わせる作品でした。

いわゆる歴史物で信長と言えば基本「信長公記」や「太閤記」、フィクションで言えば吉川栄治の家康(=横山光輝)等の原作が有名ですが、これらを一旦横に置き、史実は可能な限り再現しつつオリジナルな解釈を入れる試みは(ニコ生のコメントを見る限り)概ね好評だったようです。

個人的には「あれ?この有名なシーン変えちゃうの?」とか「秀吉出て来ないの?」という感想もありますが、全部が全部同じじゃフィクションである必要性も無くなる訳で、これはこれでアリとも思えました。

この話で本能寺まで行ってほしいというのが歴史好きの共通な思いでしょうが、基本BLなお話なので、おっさんになった信長なんて興味ないだろうから、無理な話なんでしょうねw。(同じ理由で秀吉が出て来ないのも草生えるですwww)

 

jyoshimuda.com

日常系シュールギャグっぽい雰囲気があったので最初は戸惑いましたが、終わってみれば楽しく拝聴させて貰った作品です。

このタイプの作品は好みがハッキリ別れるとは思いますが、この系が好きな人にはたまらない作品でしょう。声優さんが豪華ですし、終盤のシリアス系進行も個人的には面白かったです。いや、シリアス展開を面白いと表現するのは何か違うと言われるかも知れませんがw。

 

okaasan-online.com

正直、何時切るのかな…と思いながら最後まで見ちゃったアニメでした。

ストーリー展開、作画は完全に好みが別れると思いますが、個人的には「やっちゃったな、これ」と思ってただけに、最後の方で案外持ち直してた方じゃね?というイメージではあります。ただ、2期やったら見るか?と言われると…w。

 

今期はこんな感じでしょうか?

世間では大好評の「鬼滅の刃」とか全く見て無い作品や、「ダンまち」「一方通行」等有名鉄板作品でありながら自分は途中で視聴断念した作品も含め、今期は豊作のクールであったと思います。

来期も素晴らしい作品に巡り合えますように。。。

 

今期購入CDはこちら

 

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両作品ともOP・EDが1枚のCDで収まってるのが好印象です。

「まちカド~」の方はED目当てで購入。オーバードライブ?ディストーション?の効いたベースサウンドが心地よい1曲。

ダンベル~」の方はOP・ED共に強烈な印象が残る1曲。ネタ曲としては最高最強です。